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長い将棋の定跡でも簡単に暗記できる暗記術

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こんにちは、青木です。

 

 

今回は定跡を簡単に暗記する方法を
紹介していきたいと思います。

 

 

今回、紹介する方法は、
脳科学的にかなり優れた方法で、
将棋だけでなく勉強など、
他の分野でも使えます。

 

 

その方法とは、万里の長城方式です。

 

 

この方法は僕が現在勉強している、
外国語の講座の先生に教わったもので、
将棋でもかなり有効な暗記方法です。
(15ヶ国語の講座です 笑)

 

 

さて、すこし説明していくと、
人間の脳というのはいくつかの性質があり、
その一つにゲシュタルトの穴を埋めたがる、
というものがあります。

 

 

ゲシュタルトという言葉はなじみの薄い人も
居るかもしれませんが、
ここでは全体像のことだと考えていてください。

 

 

ゲシュタルトを作る=全体像がぼんやり把握できた。
という感じです。

 

 

で、ですね、人間の脳はゲシュタルトが
構築されると記憶の定着率が、
とてつもなく上がる訳ですね。

 

 

しかも、そのゲシュタルトに穴が開いていると、
『その穴を埋めたくて仕方が無い!』
という状態になります。

 

 

例えば、全6種類の記念はがきのうち、
5種類を持っていたら、
残りの1種類も欲しくなってきますよね。

 

 

これはゲシュタルトに穴があるから、
そこを埋めたくて欲しくなっているわけです。

 

 

人は全く分からないものよりも、
なんとなく分かるけど細部が分からないものの方が、
より興味を示しやすいのです。

 

 

なので、まずは、
全体像を作る=ゲシュタルトを作ることが、
記憶する上で大事なのですが、
その時の方法が万里の長城方式なのです。

 

 

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万里の長城をみなさんご存知だと思いますが、
万里の長城は実は端から順番に最初か最後まで、
作られたわけではありません。

 

 

なぜならかなり長いので、
最初から最後まで順番に作ると、
作業員のやる気がなくなってしまうからです。

 

 

そこでとられた方法が・・・

 

 

間隔をあけて飛ばし飛ばしで作っていく。

 

 

という方法です。
そうすることで、なんとなくの全体像が理解できて、
尚且つ、はやく中の埋めたい!となって、
モチベーションがあがるからです。

 

 

これを記憶術に応用します。

 

 

定跡を覚えるときに、
最初はこの手で次はこれで次は・・・
とやってしまうと大体挫折します。

 

 

なぜなら、覚えるべき変化は多いし、
よくわからないものだからです。

 

 

結果、有利不利はどうなるのかとか、
最終的な形はどうなのかとかが分からないと
ゲシュタルトができないからですね。

 

 

そこで、手順を覚えるのではなく、
ある程度の盤面をなんとなく覚えます。

 

 

例えば、後手の対振り飛車戦法に
飯島流引き角戦法というものがあります。
これは飯島栄治プロが作られた戦法です。

 

 

今回は引き角戦法を例にして見ましょう。

 

 

一通りの手順はこちらになります。
(スマホの方は再生アプリが表示されないので、
以下の図だけを追ってください。)

 

 

まずは初期の盤面です。

 

 

この盤面からどんな流れかを把握します。

 

hikikaku1

 

hikikaku2

だいたいこの局面になってくれば、
先手が四間飛車で後手が居飛車だと分かります。

 

 

そして、狙いが角を引く手だというのが、
なんとなく理解できると思います。
後手が角道を開けていないからですね。

 

 

そうすると万里の長城方式だと、
初期の盤面とこの盤面をなんとなく覚えます。

 

 

細かい位置なんてどうでもいいので、
なんとなくこんな形と覚えるのです。

 

 

先手の飛車が4筋に居て、

後手は居飛車で角を引いて使っている位、

アバウトな覚え方でいいです。

 

そして、その形になるように逆算しながら、
間を埋めるように覚えていきます。

 

 

そうすると、何度かやっているうちに、
完璧に覚えられているんですね。

 

 

そして、今度は、角を引いた局面と、
角が向かい合った局面をなんとなく覚えます。

 

hikikaku3

 

それができたら、
角が向かい合った局面と、
最後の局面をなんとなく覚えます。

 

 

hikikaku4

 

 

この時に注意したいのが、
この盤面をなんとなく覚えるというのを
最初から順番にやらないという事。

 

 

全部同時進行でなんとなく覚えます。

 

 

順番に覚えようとすると、
その間の手順も順番に覚えることになってしまい、
結局、一から覚えたのと同じになってしまいます。

 

 

なので、同時進行で全部の盤面をなんとなく、
ゲシュタルトを作ってしまうのです。

 

 

そうしたら、その間の手順を埋めるように、
逆算したりしながら覚えていきます。

 

 

そうすると、最初はこうで、最後はこうと、
最初から最後の結果までのストーリーが
頭に入るので流れで指せる様になります。

 

 

ゲシュタルトを構築してストーリができれば、
あとは穴を埋めるだけです。

 

 

というわけで、今回は定跡を
簡単に暗記する方法でした。

 

 

この方法は本当に何にでも使えるので、
ぜひ、マスターしてみてくださいね!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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  1. 2016年8月8日

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