将棋の未来を探す旅に出よう

将棋に無駄な駒は無いように、無駄な人間なんてこの世には居ない

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こんにちは、青木です。

 
 
 
 
今回は、無駄な駒はいないというテーマです。
 
 
 
 
さて、よく初心者の方からの質問に、
どの駒が一番強いですか?
というものがあります。
 
 
 
 
その質問に対する答えは、
飛車か角と答えさせていただいています。
 
 
 
 
しかし、それも場合によります。
飛車、角がたとえ1000枚あっても詰まないのに、
桂馬1枚で詰む局面もあるからです。
 
 
 
(例えば下の図ですね。
この形は飛車や角が1000枚あっても詰みませんが、
赤丸の位置に桂馬を打つと詰んでしまいます。)
 
 
 
mudakoma5
 
 
ただ、一般論としては、
飛車か角というのが普通なところだと思います。
 
 
 
 
さて、そして次に多い質問が、
香車とか桂馬って最後まで最初の位置にいることが多くて、
使わないことが多いから無駄じゃないですか?
という質問です。
 
 
 
 
ちょっと将棋を習った方ならば、
香車と桂馬の価値を体感的にわかっていますが、
初めたばかりの方や見る専門の方にはなかなか
その存在意義がわからないのです。
 
 
 
 
そこで少し具体的な局面を交えて、
無駄な駒なんていないんだよということを
説明していきたいと思います。
 
 
 
 
例えば、歩がいない将棋ならどうなるでしょうか?
(青空将棋と言って、歩のない将棋もあります。)
 
 
この図のような将棋ですね。
 
 
 
mudanakoma
 
 
 
普通は水色の線のところに歩がいるのですが、
歩がもしも居ないのだとしたら、
先手はいきなり香車を得することができますね。
 
 
 
 
 
後手はちょっと不利になってしまいます。
つまり、歩がいることで自分の駒が守られている
というわけなんですね。
 
 
 
 
次にもしも、香車や桂馬がいなかったらどうでしょう。
すぐにはわからないと思うので、
具体的な局面で考えてみましょう。
 
 
 
 
 
 
おなじ局面で桂馬と香車だけ抜いた形を考えると、
すごくわかりやすいと思いますが、
いるだけで守りにもなるし、
攻めにもなるわけですね。
 
mudanakoma2 mudanakoma3
 
 
 
下の図は盤面に隙間ができていて、
スカスカでなんかもろい感じがしますよね。
 
 
隙間がある=駒を打ち込めるということなので、
それだけ技がかかりやすくもなってしまいます。
 
 
このように将棋では、
動いていないのにそこにいるだけで役に立つ駒
というものがあります。
 
 
 
 
そして、これはビジネスでも全く同じなのですね。
 
 
 
 
例えば、組織やチームでも全くおなじことが言えます。
 
 
 
 
コンサルの事例などでよくあるケースに、
チームや組織を効率化しようとして、
あまり役に立っていないように思える人を配置換えしたところ、
返ってビジネスがうまくいかなくなったというケースがあります。
 
 
 
よくパレートの法則や2:8の法則と言われるように、
ビジネスの成果を100とすると2割の人が8割の成果を出して、
8割の人が2割の成果を出していると言われています。
 
 
 
 
そして、それは正しいのですが、
じゃあ、8割の人を除いて結果を出している2割だけを残したら、
効率的になるかというとそうでもないのです。
 
 
 
 
実は成果を出していない8割にも役割があるのです。
 
 
 
 
それは場を和ませる役割だったり、
淀んだ空気を変えてくれる役割だったりです。
 
 
 
 
そういう数字に表れない役割を軽視してしまい、
結果、うまくいかなくなってしまうのです。
 
 
 
 
先ほどの、歩や桂馬や香車と同じですね。
成果だけで言えば飛車や角のが圧倒的に成果を出しているし、
王様を詰ますときは金、銀を使うことが圧倒的に多いです。
 
 
 
 
でも、一見、役に立っていないようでも、
実は隠れた役割を担っているなんてことは
本当によくあることなのです。
 
 
 
 
将棋にもある局面において、
働きの悪い駒というものが存在します。
 
 
 
 
しかし、すべての局面で無駄な駒はいないのです。
 
 
 
 
そして、それは現実の世界でもおなじことで、
ある場面では役に立たない人はいるかもしれません。
しかし、すべての場面で役に立たない人はいないのです。
 
 
 
 
まさしく適材適所。
 
 
 
 
無駄な駒が無いように、無駄な人はいない。
その前提を持った上で働きを考えて、
配置していかないと将棋もビジネスも
うまくいかないのです。
 
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 

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