将棋の未来を探す旅に出よう

将棋の強い人は調和を大事にする

この記事は5分で読めます

www-pakutaso-com-shared-img-thumb-nirokaleki

こんにちは、青木です。

今回は前回の循環に引き続いて、
調和についてお話ししたいと思います。

 

 

将棋の考えの中で大事なものに、
循環と調和があるという話を前回の記事でしました。
(前回の記事はこちら)

 

 

循環と調和のうちの調和を今回は掘り下げていきます。

 

 

さて、では、調和とはどんなもので、
どんな風に大事なのでしょうか?

 

 

いきなり、調和が大事と言われても、
なかなか感覚的に理解できないと思いますので、
少し言い換えたり具体例を出したいと思います。

 

 

調和=バランスが取れている状態

 

c4b5f6c1197b56bc767823f4913023ce_l

 

と言い換えることができると思います。
じゃあ、将棋でバランスをとるというのは、
どういうことかと具体例を出すと・・・

 

 

・相手が攻めの手を指したから、自分は守りの手を指す

 

・相手が守りを固めたから、自分も守りを固める

 

・相手が桂馬を取ったから、自分も相手の桂馬をとる

 

・相手が角を成ったから、自分も角を成る

 

といったように、相手の手と自分の手が対応していたり、
相手の方針と自分の方針が一貫していたり、
相手と自分が反発していない状態のことです。

 

 

例えば、相手が守ったのに、自分は力を溜めずに攻めて、
受け切られてしまったら、
それはバランスが崩れてしまいます。

 

 

もしくは、攻め切れてしまったら、
それもバランスが崩れています。

 

 

ただし、バランスがどちらに傾くかの違いはあります。
相手のバランスが崩れたのか、
自分のバランスが崩れたのかという違いですね。

 

 

なので、その場合は、自分か相手のどちらかにミス、
調和を乱す手があったということです。

 

 

どちらも相手と自分のバランスをとりながら将棋を指すと、
80手くらいでも互角ということがよく起こります。
(普通の将棋は平均120手くらいで終局します。)

 

 

実際に、プロ同士の試合では、
108手目の局面をソフトに評価させると、
評価値が100以内ということもザラです。

 

 

評価値100は大体、歩一枚くらいの損得の差で、
評価値の上限は9999のソフトがほとんどなので、
大体±0~100はほぼ互角=最初の局面と同じ評価となります。

 

 

つまり、お互いに将棋のうまい人が指すと、
自然と調和が生まれて80手目でも全くの互角という
とても不思議な状況が生まれるのです。

 

 

で、統計的に見てみると、
強い人と強い人が将棋を指せば指すほど、
調和のとれた局面がながく続きやすいんです。

 

 

つまり、将棋の弱い人はどこかで無理をしていたり、
調和を乱すような手を指しているということです。

 

 

例えば、無理攻めをしてみたり、受けを間違えてしまったり、
相手の意図を無視して自分の指したい手だけを指してしまったり。

 

 

将棋というのは相手が居て初めて成立するゲームですので、
自分の好きな手だけを指せばいいというわけではありません。

 

 

自分が指したい手があるけれども、
それが調和を乱してしまう手ならば我慢する必要があります。
もしくは相手が調和を乱してきたらそれを咎めないといけません。

 

 

これはなんでも共通している事と思います。

 

 

例えば、体を考えてみればわかりやすいですが、
まっすぐ立った時に両肩の高さが同じならば自然ですよね。

 

 

背骨がぴんと立っていて、肩の高さが同じ。
これは調和がとれている状態です。

 

 

じゃあ、普段から荷物を右肩にかけている人がいて、
右肩だけ下がっていたらこれは自然でしょうか?
果たして調和がとれている状態でしょうか?

 

 

右肩が下がっているということは、
背骨も曲がっているということだし、
片方の腰や膝、足にも負担がかかっている状態です。

 

 

これは調和がとれた状態ではありません。

なので、両肩の高さを同じになるように治しますよね。

 

 

www-pakutaso-com-shared-img-thumb-omg151007029380

 

でも、そういう人に限って、
毎日の習慣のなかで肩が下がってしまったので治すと
違和感を感じるんですね。

 

 

すでにその下がった状態がデフォルトになって、
その姿勢でいることが楽に感じるからですね。

 

 

でも、実際には体にすごい負担がかかっている。

 

 

将棋でも全く同じことが起きています!

 

 

自分にとってだけ都合のいい手というのは、
ほとんどの場合が調和を乱す手です。

 

 

将棋ではよく『勝手読み』なんていいますが、
相手が自分にとって都合のいい手を指す前提で
読んでいる場合が多いからです。

 

 

そうすると、手痛い反撃を食らうことになります。

 

 

つまり、そういう手を指す状態というのは、
肩が下がっている状態というわけです。

 

 

しかも、自分では気づいていないし、
むしろ、

 

『あっ!こんないい手があるじゃん!発見できた俺ってすげえ!』

 

と思っている場合が多いです。
というか、僕も昔はそんな感じでした(笑)

 

 

でも、実際には無理なことをしているので、
どこかでほころびが出てくるし、
相手から反撃されて負けてしまうのです。

 

 

www-pakutaso-com-shared-img-thumb-pak73_panchisareru20140321

 

つまり、体でいうと、肩が下がっているのを気づかないから、
いつのまにか腰や膝を痛めてしまって立てなくなった状態です。

 

 

そもそも、将棋に限らないと思いますが、
『簡単に自分の都合のよくなる変化は無い』
と言えます。

 

 

そんな簡単に勝ちになる変化があるのならば、
将棋はとっくに必勝法が解明されているだろうし、
ここまで奥深いゲームになっていなかったはずです。

 

 

それは他のことでも同じで、
ダイエットとかも何もしないけど、
勝手に痩せていくとかはありえないわけです。

 

 

もし、ありえたとしたら、
それはなにかを犠牲にしている
かなり自然の摂理から外れた状態です。

 

 

ビジネスも同じで、
調和が取れないのに自分が得をすることはありえません。
まったく努力もサービスもないのにお金だけが
入ってくるとかはありえないじゃないですか。

 

 

もしくは恋愛でも一緒ですよ。
相手を自分が好きだったり愛していないと、
恋人なんかできないじゃないですか。

 

 

愛していないのに都合のいい時だけ体の関係というのは、
恋愛じゃなくてただのセフレですからね(笑)

 

 

相手も自分も好きという感情があるから、
調和がとれている状態だからこそ、
恋愛関係というのは成立するのです。

 

 

(まあ、調和という意味では愛とお金を交換して、
調和を取っている人もいますけどね。
その善悪自体は置いておいてね。)

 

 

言ってしまえば、
調和を取ることで自分と他者の関係を
築いているわけです。

 

 

そして、将棋はその感覚をつけるには、
とても有効でなんです。

 

 

なぜなら、普通は調和しているかどうかが、
形として見えなかったり、
数値としては現れないものですが、
将棋では形として見えるし、
数値として表すことができるからです。

 

 

さて、そんなわけで将棋を指したことない方は、
ぜひ、指してもらいたいな~と思うのですが、

別に将棋を指さなくても、
調和を取るという感覚だけは心のどこかに
置いておいてもらいたいなと思います。

 

 

なので、前回の記事と合わせると、
今後なにかの行動を取る時に、
一度これらのことを考えてもらえるといいと思います。

 

 

・あなたの行動は調和を取る行動ですか?

 

・あなたの行動は循環を起こす行動ですか?

 

この2つを意識しながら行動してみてください!

 

 

特にメールやLINEなどは特に、
一方的になりやすいので送る前に
調和と循環を確認するとかな反応なども変わりますよ!

 

 

では、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

 

 

あわせて読みたい

  1. 726271fd4d37c17f84006ea61078b383_l
  2. 480841613a5e7e9958ddab300f4ed25e_l

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

RETURN TOP