将棋の未来を探す旅に出よう

将棋の未来を探しに

はじめまして、
このサイトの運営をしている
青木優季といいます。

 

プロフィール写真

 
僕は普段はコピーライターとして、
そして、プロデューサーとして活動しています。
個人、企業のコンサルティングもしています。

 

 
そんな将棋に全く関係の無い僕ですが、
なぜ、将棋のサイトを作ることになったのかを
これから5分以内で説明したいと思います。
(たった5分なので読んでねという圧力です 笑)

 

 
まず、僕の棋力ですが、最高段位ですと、
将棋ウォーズ 5段、将棋倶楽部24 3段、
道場4~5段(道場によってまちまち)
という感じです。

 

 
まあ、一般人の中ではそこそこ強いけど、
アマトップやプロに比べたら、
風の前の塵に同じです(笑)

 

 
自慢みたいになって恐縮ですが、
高校生の頃は県大会3位入賞などもしました。

 

 
さて、そんな中途半端な僕が、
このサイトを立ち上げることになったのは、
将棋の未来にすごく不安を覚えているからです。

 

 このままでは将棋の未来が失われるのではないか?

 

 
僕はある事件を通して強くそう感じました。
その事件とは・・・・

 

 
電王戦

 

 
将棋ファンの方はもちろんのこと、
あまり知らない方も聞いたことくらいは
あるかもしれません。

 

 
プロ棋士とコンピューターソフトによる対抗戦。
そして、プロ棋士はその対抗戦に負けました。
言い換えると、人間がソフトに負けた瞬間です。

 

 

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ただし、正確に言うのならば、
プロ棋士の中で一番強いであろう人は出て無いし、
団体戦の最後であった電王戦FINALでは、
3対2でプロ棋士が勝ち越しています。

 

 
しかし、その実力は甘く見積もってもすでに、
プロのトップ棋士に到達しているといえます。

 

 
ちなみにプロ棋士とは全世界70億人の中で、
鬼籍に入った人を含めても、たった300人程度の
将棋の超超超超超超超・・・・・超エリートです。

 

 
そこでプロ棋士の存在意義がまず最初に問われました。

 

 

 ソフトに勝てない棋士に存在する意味があるのか?

 

 
最初に現役のプロ棋士がソフトに負けたとき、
将棋ファンのみならず大勢の人がそう思いました。
(第2回電王戦のときのことです。)

 

 
ですが、その質問に答えてくれたのもまた、
電王戦でした。

 

 
たとえソフトに負けるとしても、
顔を真っ赤にして、額に汗を浮かべて、
一人で必死に戦っている姿に多くの人が
心を動かされました。

 

 
いろんな人の思いを背中に背負って戦っている、
その姿を見て、心がすごく燃え上がり、
陳腐な言い方になりますが勇気をもらいました。

 

 
実際に電王戦以降、
『見る将』といわれる自分では指さないけど、
将棋をみる専門の将棋ファンもかなり増えました。

 

 
今までは、将棋を指さない人が
将棋ファンになるなんてことはありえない事でした。

 

 
このような状況を作ったのは間違いなく
負けたら大きなものを失い、
その負けを一生背負っていかないといけないにも関わらず、
必死にソフトに挑んだプロ棋士の姿だと思います。

 

 
そんな将棋を指せるのならば、
そんな姿を届けられるのならば、
それだけでプロ棋士が存在する理由になる、
少なくとも僕はそう感じました。

 

 
ただ、いろんな立場の人が居るので、
今後、プロの価値はプロ自身が決めていくべきだと、
僕は思っています。

 

 
そして、次に出てきたのが、
将棋に価値があるのかという疑問です。

 

 将棋は完全に解析されてしまうのか?

 

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理論上は可能です。
将棋は二人零和有限確定完全情報ゲームといって、
簡単に言うと運が絡まないゲームです。

 

 
つまり、最善の手を先手も後手も指すとするのならば、
先手、後手のどちらかに決まった瞬間に勝負がついています。

 

 
その最善の勝ち方を誰かが見つけてしまえば、
将棋に価値があるのだろうか?
というある意味もっともな疑問です。

 

 
そして、その答えを見つけるために、
人よりも沢山の演算のできるPCという存在が
実際に出てきたわけです。

 

 
そうなったときに、
将棋に未来があるのか?
誰もがそう思ったはずです。

 

 
その答えは未だ出ていません。

 

 
ですが、僕には今のままでは無い様に
感じられるのです。

 

 
今の将棋はどこか勝ち負けにこだわり過ぎている。

 

 
そんな気がしてならないのです。

 

 
もちろん、勝負事ですから勝ちに拘るのは当然です。

 

 
でも、勝ちに拘ることで、
将棋の面白さを失いつつある。
そう強く感じるのです。

 

 
最近では評価値といって、
ソフトが盤面を評価してくれます。
先手が500点+とか、先手が1000点-とか。

 

 
いままでは何となくだったものが、
具体的に数字で評価されるようになりました。

 

 
それと同時に全ての手に対して、
これは点数の高い手、点数の低い手というレッテルを
貼ることになってしまったのです。

 

 
その延長線上にあるのは、
『最善手しか指してはいけない』
という一種の差別的な思想だと思うのです。

 

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僕はそのような将棋を続けるのならば、
将来的に将棋に価値がなくなる=未来は無いと
考えています。

 

 
なぜならば、誰が指しても同じ局面しか
現れないからです。
誰がやっても同じことをやり続ける意味はありません。

 

 
だからこそ、僕は新しい将棋の未来を見つけたいのです。

 

 
僕は小学4年生の頃に将棋を始めました。
正直言って、かなり遅いです。
プロやアマトップは小学校入学前には、
駒の動かし方を知っていることも珍しくありません。

 

 
その頃は将棋がつまらなかった。

 

 
周りは大人ばかりで誰にも勝てなかったからです。

 

 
中学校に入り、本で勉強したり、
寮の先生で将棋の強い人に教わったりして、
やっと勝てる将棋がさせるようになりました。

 

 
そうするといろんなことにチャレンジしたくなります。

 

 
本の定跡ではこうなっているけれども、
変化したらどうなるのだろうか?

 

 
そもそも最初の1手から普通の人はやらない工夫をしたら
どんな将棋になるのだろうか?

 

 未知の物を探すわくわくがありました。

 

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このトンネルの先には何があるのだろうか?

そんな一種の冒険心のようなわくわくがありました。 

 
もしくは、ある局面において、
攻めるのか受けるのかを選ぶとき、
僕は大体受けられるのならば受けてきました。

 

 
中には攻めたほうがいいという人も居ますが、
僕は受けて勝って来たし、受けて負けてきました。
それはもう個人の趣味・嗜好といったところです。

 

 
ところがソフトの評価値にかかってしまうと、
そんなものはクソ食らえになってしまうのです。

 

 
趣味・嗜好?未知の物?
そんなものよりも、点数の高い正しい手が一番だ。

 

 
そんな風に言われてしまうのです。
そんな将棋を指し続けたいと思いますか?
僕はそうは思えなったのです。

 

 
だから、このサイトを通じて、
新しい将棋の魅力、価値を発見して、
お伝えできればいいなと思っています。

 

 
さて、ここまではこのサイトを作る経緯を
書いてきましたが、
ここからは未来の話をしようと思います。

 

 
僕は将棋を勝ち負けだけのものにしたくありません。
その将棋に未来は無いと思うから。

(もちろん勝ち負けに拘る人を否定するものではなく

僕の一個人の考えとしてです。)

 

 
勝ち負けよりも楽しめる将棋を指したいし、
これから始める人達、ちょっとマンネリを感じている人にも、
ぜひ、そういう将棋を指してほしいと思っています。

 

 
しかし、それだけでは物足りない。

 

 
将棋の潜在能力はもっとあるはずだ。

 

 
僕はそう考えています。

 

 
実際、将棋を指すことで副次的な効果があることは
すでにご存知の方も多いでしょう。

 

 

・集中力がついた

 
・先を読む力を身につけた

 
・礼儀やマナーを身につけた

 
・感情をコントロールする方法を身につけた

 
・ビジネスの枠組みの構想を得た

 
・抽象度の高い思考ができるようになった

 

 
などなど沢山の効果があるといわれています。
小学校などでは授業の一環として将棋を
教えている学校もあるくらいです。

 

 
そして、経営者の方が羽生さんの講演を聴きに行くなど、
将棋が将棋だけの枠に収まらないことは、
誰の目から見ても一目瞭然だといえます。

 

 
それ位のポテンシャルを将棋は秘めているのです。

 

 
それらを開放したい。
それらを存分に味わいたい。

 

 
そんな気持ちから様々な角度で、
将棋というものを深堀りしていきます。

 

 
将棋の手の善悪ではなく、
どんな気持ちで指しているかを僕は重視します。

 

 
いい手を指しても面白くなければ意味が無い、
悪い手でも気持ちよく指したのならばそれに勝るものは無い、
そう考えているからです。

 

 
たとえその一局に負けても、
気持ちよく手を指したのならば勝者なんです。

 

 
このようなメンタル面からのアプローチや、
普段、僕が将棋をビジネスにどう生かしているか
といったアプローチなど様々な角度から紹介します。

 

 
もちろん将棋の定跡なども扱いますし、
初心者の方が強くなる方法などもコンテンツ化します。

 

 
その中であなただけの将棋の未来を
見つけてもらえればいいと思うし、
未来を見つけた人が増えることで、
より良い人生、社会、世の中になっていくと幸いです。

 

 
ただの勝ち負けではない将棋を見つけた人が
増えたときに初めて将棋に未来が生まれる。
僕はそう思っています。

 

 
そして、そのお手伝いをすることが、
将棋に様々なことを学ばせてもらった僕ができる、
将棋に対しての恩返しだと思っています。

 

 
2016年8月2日 青木優季

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